明るく開放感のある店内はいつもお客さんで溢れ返っている

明るく開放感のある店内はいつもお客さんで溢れ返っている

 昨今のオーダーメイドバーガーブームの火付け役とも言える、高級ハンバーガーショップ「ザ・カウンター」は2003年に最初の1号店をサンタモニカにオープン。カルバーシティに拠点を置き、2006年からはフランチャイズ事業にも乗り出した。現在、直営店とフランチャイズ店を含めて、カリフォルニアで24店舗を展開している。国内では他にハワイを始め、テキサス、フロリダ、アイダホ、ジョージア、ニュージャージー、ニューヨークと東海岸まで広がっている。また、海外においてはオーストラリア、アイルランド、サウジアラビア、アラブ首長国連邦にも店舗がある。

 店の看板には、同店のコンセプトが一目でわかるように“Custom Built Burgers”(あなた仕様のバーガーを!)と掲げてある通り、70種類以上の食材の中からオリジナルバーガーを作ることができる。またベジタリアン向けのメニューも豊富に取り揃えてある。店内にはフルサービスのバー・カウンターが設置されており、イートインもテイクアウトも可能だ。

オーダーシートにチェックを入れて、自分だけのオリジナルハンバーガーを作ろう!

オーダーシートにチェックを入れて、自分だけのオリジナルハンバーガーを作ろう!

 この店の特徴はお好みの具やトッピング、ソースなどを選び自分だけのオリジナルハンバーガーを味わえること。テーブルに着くと、まずはオーダーシートと鉛筆が置かれているのが目に留る。シートに記載された指示に従って書き込んでいく。

写真①:ビーフパテにミックスグリーンとゆで卵、グリルドパイナップル、オーブンロースティットトマトをトッピングし、ハニーディジョンマスタードソースでいただく。彩りの良い野菜を挟み、色鮮やかなハンバーガーの出来上がり(10ドル)

写真①:ビーフパテにミックスグリーンとゆで卵、グリルドパイナップル、オーブンロースティットトマトをトッピングし、ハニーディジョンマスタードソースでいただく。彩りの良い野菜を挟み、色鮮やかなハンバーガーの出来上がり(10ドル)

 STEP1: パテは、1/3パウンド(10ドル)、1/2パウンド(12・50ドル)、1パウンド(18ドル)の3種類から選ぶことができる。サイズを選んだら、次に肉の種類を選ぼう。ビーフだけでなく、チキン、ターキー、ベジタリアンなどの豊富なラインナップが勢揃い。追加料金を払えば、アヒツナ、バイソンなどの変わりダネを選ぶこともできる。

 そしてユニークなのが、「どんなスタイルで食べるか?」まで決めることができる点。ベーシックはもちろんバンに挟まれたハンバーガーなのだが、それ以外にも、お皿に入ったサラダスタイルも選ぶことができる。しかもサラダは、ヘルシー志向の強いカリフォルニアらしく、レタスやミックスグリーン、ほうれん草など、5種類から選ぶことができる。

写真②:ビーガンベジバーガー。ベジタリアンパテとバルサミコドレッシングの相性は抜群で、歯ごたえのあるサワードウもアクセントになっている(10ドル)

写真②:ビーガンベジバーガー。ベジタリアンパテとバルサミコドレッシングの相性は抜群で、歯ごたえのあるサワードウもアクセントになっている(10ドル)

 STEP2: チーズを選ぶ。チェダーやアメリカン、スイス、モッツァレラなど16種類の品揃え。

 STEP3: 次は美味しさを決めるソース選びへと続く。ソースは24種類から選択可能で、ホットウイングソース、スパイシーサワークリームなどの定番ソースに加え、アプリコットソースやコリアンBBQソース、タイピーナッツソースなど、冒険心をくすぐるソースも多数用意されてある。

 STEP4: ソースまで決まれば、次はトッピングだ。なんと45種類以上のトッピングが選び放題。トマトやレタス、ピクルスなどの一般的なものに加えて、クラッシュ・ピーナッツ、アーティチョーク、コールスローサラダなどもある。プレミアムトッピング(追加料金1.25ドル)には、ターキーチリやフライドピクルスなどのユニークなものも多い。いくつ選んでも、具材の量を調整してくれるので、巨大なタワーハンバーガーになる心配はない。

写真③:アヒツナのハンバーガー。ピクルスされたキャロットとラディッシュの千切り、レッドラディッシュ、アボガド、ミックスグリーンをトッピングし、あっさりといただく(15.25ドル)

写真③:アヒツナのハンバーガー。ピクルスされたキャロットとラディッシュの千切り、レッドラディッシュ、アボガド、ミックスグリーンをトッピングし、あっさりといただく(15.25ドル)

 STEP5: 最後にバーガーのパンを9種類から選ぶ。普通のバンズとは別に、追加料金はかかるが、ビーガンやグルテンフリー、プリッツェルなども選択可能。

 STEP6: ハンバーガー以外にも、3ドルでサイドメニューを追加できる。サイドが必要ない場合は「No Side」にチェックを入れよう。

 今回は3つのオリジナルハンバーガーに挑戦した。まずは、ビーフのパテにミックスグリーンとゆで卵、グリルドパイナップル、ローステッドトマトをトッピング。ソースにはハニーディジョンマスタードを選んだ(写真①)。甘めの味付けが好みの人におすすめだ。続いて、ビーガンベジバーガー(写真②)。パンにサワードウ、ソースはバルサミコドレッシング、トッピングにはアーティチョークやグリルドレッドペッパー、モッツァレラをチョイス。へルシーなベジバーガーは、健康志向の人にぴったりだ。そして、アヒツナのハンバーガー(写真③)。アヒツナは半炙り状態で、スィートスリラチャソースとノリソイソースが効いている。アメリカ流和風刺身ハンバーガーという感じで、お肉に疲れた人には特におすすめしたい。

 具やトッピングに何を選ぶかで、その組み合わせは30万通り以上。幾度訪れても毎回新しい発見があるオーダメイドハンバーガーショップ。オリジナルの味を探してみてはいかがだろう。

The Counter, Pasadena

The Counter, Pasadena

住所: 140 Shoppers Lane, Pasadena CA 91101
Tel: 626-440-1008
時間: 11:00am〜10:00pm(日〜木)
   11:00am〜11:00pm(金、土)
Web: www.thecounterburger.com
※CA州内に24店舗あり


取材・文=芦刈いづみ/撮影 = Tak S. Itomi

2015年4月号掲載