特別インタビュー|大川翔くん

特別インタビュー|大川翔くん
撮影:山田耕司

『9歳までに地頭を鍛える!37の秘訣』でコラムを書いている大川翔くんにも現在の大学生活や思いなどを伺った。

Q:昨年9月から大学生になり、科学学部の1年生代表になったと聞きましたが?

大学生になってからも「何事も積極的にいこう!」と決めていたので、科学学部1年生の代表選挙に打って出ました。高校時代、生徒会役員に立候補して当選した経験もあり、大学でも挑戦してみようと思ったんです。

Q:選挙運動もしたのですか?

大学に空手の先輩がいたので知り合いの作り方を聞いたら、「片っ端から新入生の寮を回って挨拶しろ」と言われ、そこからヒントを得て選挙活動しました。投票権のある学生が住む寮を回って挨拶し「僕に投票してください」とお願いしました。その効果かどうかはわかりませんが、幸いなことに当選できました。父から「どぶ板選挙だな」と言われました(笑)。

Q:大学生活はいかがですか?

充実しています。科学学部1年生代表として学生会の先輩たちと一緒にイベントの企画運営をし、多くのことを学びました。1年生の終わりには別の団体のエグゼクティブにも選ばれ、同時に新しくクラブ活動も立ち上げました。これらは2年生になった今も続けていますが、1年生科学学部代表の経験がとても役に立っています。それから、病院で食道がんの研究の手伝いをしたり、先輩から色々なことを教わったりしています。もちろん勉強も頑張っています。

Q:2015年の日本人ノーベル賞受賞について感想はありますか?

Q:2015年の日本人ノーベル賞受賞について感想はありますか?

2014年、多田将先生と、TVドラマ『ガリレオ』にも出てきた茨城県のKEK、BelleⅡの前にて

同じ日本人としてとても誇らしく感じました。多くの人の命を救う研究は素晴らしいし、また、一歩一歩謎を探求していく研究もスゴイと思いました。長い時間を費やす研究にはどうしてもお金がかかるし、特に基礎科学は他からファンドを得にくいので、国が積極的に援助して研究者を育てていくことが必要だと思います。

 僕は2014年夏、日本で多田将先生にKEKを、坂元眞一先生・加藤崇先生にJ-PARCを案内してもらい、T2K実験(ニュートリノ振動実験)の説明を受けていたので、梶田隆章・東大宇宙線研究所長のノーベル物理学賞受賞は、何だか身近なことのように感じました。梶田所長の「人類の知の地平線を拡大する」という言葉をニュースで聞き、うんうんと頷きました。

 また、今学期、大学でバクテリアのことも勉強しているので、北里大学の大村智特別栄誉教授のノーベル医学・生理学賞受賞について大変興味を持ちました。大村教授の「人の真似をするとそこで終わり。超えることは出来ない」という言葉にとても納得しました。

 僕の著書『ザ・ギフティッド』に爺ちゃんの教えとして、「自分の形が大事。その形を作るために一番うまい人のマネをしろ。最初はマネで良い」という話があります。学ぶという言葉は、真似るからきているので、祖父の言いたかったことが今は良くわかります。でもこの教えのポイントは「最初は」ってところが大事で、次の段階に入ったら、守りに入らず積極的に行け!という意味を含んでいるのだと思います。だから教授の言葉は、「失敗を恐れず、挑戦し続けろ!」と僕には聞こえます。

大川翔くんの書籍紹介

大川翔くんの書籍紹介

ザ・ギフティッド〜14歳でカナダのトップ大学に合格した天才児の勉強法〜

出版: 扶桑社

発売日: 2014年8月7日

価格: 1,404円(税込)

Sho Okawa■5歳の時に両親の仕事の都合でカナダへ引越し。9歳でカナダ政府にギフティッド認定され、12歳で中学を飛び級して高校に入学。2014年春、カナダの名門大学5校に奨学金付きで合格。同年6月、14歳で高校を卒業し、9月にブリティッシュ・コロンビア大学科学学部に入学。2015年1月、カナダ総督アカデミック・メダル賞を受章。同年4月、大学からディーンズ・オナー・リストを受賞。同年7月24日のフジテレビ『直撃LIVEグッディ!』、同年8月24日のTBS『白熱ライブビビッド』に出演するなど、日本のメディアにも数多く登場している。同年9月から大学2年生。著書は『ザ・ギフティッド』(扶桑社)

【公式ブログ】実録!翔の『極楽カナダ生活』http://canada7.blog.fc2.com


「ギフティッド」を育てた母親の子育て法とは?〜その1〜へ

「ギフティッド」を育てた母親の子育て法とは?〜その2〜へ